金沢大学中国語学中国文学専門分野
本文へジャンプ

Q1 私は金沢大学の学生ではないですが、中国語学に興味があります。中国語学中国文学専門分野の授業を受講することはできるのでしょうか。

A1 本学の学生ではなくても、1科目、あるいは数科目、授業を受けることは制度的に可能です。詳しくは以下のリンクにある募集要項をご覧下さい。

http://www.kanazawa-u.ac.jp/enter/kamoku.html

 入学時期は例年は4月と10月、その一ヶ月くらい前が出願期間となります。

 まずはシラバスを検索されて、学んでみたいという科目がおありでしたら、学務係か担当教員までご相談ください。




         〈科目履修生として学んで〉
                                 

                                       大下 時宏
はじめに
 私が大学で学ぶことになりましたのは、今から4年前、39年間勤めていました会社を定年退職しましたときに、中国古典の分野について教養を高めたいと思い立ち、大学本部を訪ねましたことから始まります。実のところ、どのような先生がおられ、どのようなことを教えておられるのか、何も知らない私でしたが私は学ぶ機会を得るために無我夢中で行動していた様でした。妻も大学に同伴して協力してくれ、結果、妻も一緒に学ぶことになりました。

科目履修生として学んで
 毎回、講義を受けて、学んでいること自体が私にとって嬉しいことでした。講義はそのつど、私に目新しいことを教えてくれましたし、種々のことを感じさせて考えさせてくれました。常に興味津々でした。
 私は大学を卒業して実社会の生活の中で種々の疑惑を持ちましたが未だ解決していないことが多く有ります。科目履修生として学んでいるとこれらの疑惑の解決の糸口が見えてくるのです。新たに自分自身の力で人生を切り開くことを手に入れました。「勉強すること」は良いことですね。勉強することを充実させてくれたのは「中国古典」とこの古典を講義・指導される教授に師事できたことです。そして、今では私の周囲の人々に機会あることに伝えるようにしています。何故なら、一人でも二人でも勉強して人生の疑惑を解決して幸せになれば、いずれ社会環境がより良くなると思うからです。最初の内は今更なんで「勉強」なんだ、それをすることが何か利益になりますかと批判も有りました。しかし、実際に学んでそれを実践し、次に究めていくと面白くなってくるものです。社会の風潮がいかにあれ、普遍的な学問は素晴らしいものです。そしてまた、「師」につくことが大切だと痛感しました。(了)




中文Q&A (科目等履修生篇)